日本全国の大学で、カルトによる学生への勧誘活動が行われています。

岡山大学は、学生をカルトから守るためにカルト問題対策会議を設置しました。

岡山大学は、カルト問題に対して以下の方針で臨んでいます。

カルト問題に対する岡山大学の基本方針

1 大学は学生の思想・信条については関与しない。
2 学生がカルト系集団に関わることで人権侵害や、人格破壊につながる恐れがあると認められる場合は、学生に対する安全配慮義務により、保護者に情報を提供する。
3 カルト系集団から勧誘被害にあった学生が、脱会のための援助を求めてきた場合や、脱会後に学生生活を過ごす上で援助を必要とする場合は、大学としてできる限りの支援を行う。

カルト系集団の勧誘注意について

 カルト系集団のほとんどは、自分たちの宗教団体名を名乗った勧誘はしません。多くの場合は、ごく一般的な内容のサークルを作り(スポーツ、ボランティア、音楽、ダンス、料理など)、勧誘しています。
 勧誘している人たちは、優しく親切で、あなたのことを褒めてくれ、受け入れてくれるので、非常に居心地の良い場所かもしれません。しかし、メンバーになると、特定の教義に考え方が支配され、今までの家族関係、友人関係が断ち切られ、人生の大事な時期が損なわれることになってしまいます。
 これらの団体は、サークルへの勧誘以外にも、「アンケートに協力してください」、「履修指導の説明会をします」、「人生を考えるセミナーに参加しませんか」と言って近づいてくる場合もあります。
 これらの手口に十分注意するとともに、常に身の回りには危険がある、ということを認識してください。
 不審な勧誘を見かけたり、自分が勧誘を受けた時は、総合相談窓口又は学生支援課(一般教育棟A棟2階)にお知らせください。

サッカーやバレーの偽装勧誘に注意

連絡先

総合相談窓口(大学会館1階 キャリア・学生支援室)
TEL:086-251-7198 
E-MAIL:seikatsu【at】okayama-u.ac.jp
(注)メール送信の際は【at】を@に置き換えてください。

下記の様な相談窓口が開設されています。

カルト被害を考える会
日本脱カルト協会
・ 全国霊感商法対策弁護士連絡会
・ 全国統一教会被害者家族の会
浄土真宗親鸞会被害家族の会