概要
目的
学習・教授支援(CTE)部門は、本学における学習活動及び教育活動の質の向上に資するため、機構内外において、ファカルティ・ディベロップメント(以下「FD」という)を組織的に推進しています。
業務
・オンライン授業の準備や実施のための相談窓口。
・Moodle、Teams、Stream等に関する情報発信に関すること。
・各種講習会の実施に関すること。
部門長挨拶
岡山大学では、2020年に教育推進委員会教学マネジメント専門委員会FD・SD推進部会を設置し、ファカルティ・ディベロップメント(FD)を、建学の理念「高度な知の創成と的確な知の継承」を踏まえ、大学、並びに学部・研究科等の教育組織が掲げる学位授与方針、教育課程編成方針等に基づいた教育の質をさらに向上させるための教職員が協働して行う組織的な取り組みとして捉えています。これに加えて、同年、Center for Teaching Excellence(CTE)を設置し、「岡山大学全体の教育の質を高めるため、効果的な教育実践を示し、教員同士のつながりを深め、教員個々の成長・発展をサポートすることを目指す」をミッションとして活動中です。
1990年代ごろから、日本の各大学では、大学教育センター等を拠点にして、教育の質
向上を目的とした様々な取組が行われております。岡山大学でも、他の多くの大学と同様、学内外の講師による講演会という形で全学的なFD活動が始まりました。近年は、より個別のニーズに応えられるような、少人数の実践的なワークショップ形式の研修を増やしてきました。本学のFDに関するニーズ調査によると、実践方法に関して教員間で話す機会を望む声が多く、今後は専門分野の垣根を超えて相互で情報共有し助け合う環境づくり、また教職員間や、学生とも教育について話し合う習慣づくりを推進したいと考えております。
効果的な学びのためには、どのような教え方をしたらよいのか、授業の設計から進め
方、また学生への接し方など、より効果的な学習環境の創造を共に考えていきましょう。ご意見やご提案、また何か我々でお手伝いできることなどございましたら、ご遠慮なくお声がけください。
学習・教授支援(CTE)部門長 石田 衛